コラム

修理したのに雨漏りが止まらない?直らない原因と対策をご説明します

「雨漏りの修理を依頼したのに、雨漏りが改善されなかった。」

「自分で修理したものの、雨漏りが再発してしまった。」

などなど、雨漏りが止まらないことで悩んでいませんか?雨漏り修理は高い技術と豊富な経験が必要なので、1回の修理では直らないこともあります。

この記事では、雨漏りが止まらない原因とその対策について詳しくご紹介します。

業者に修理してもらったのに、雨漏りが直らない場合

建物自体の施工不良

一般的に、築10年以内に雨漏りが起こることはほとんどありません。そのため、築10年以内に雨漏りが発生し止まらない場合は、建物自体の施工不良や設計ミスである可能性が高いです。建物の施工不良や設計ミスは、10年以内であれば瑕疵担保責任がある建築会社に修理の義務があります。

しかし、施工不良や設計ミスがあっても、その場しのぎの簡単な修理しか行われず雨漏りが繰り返されてしまう事例があります。

 

雨水の排出口まで塞いでしまった

基本的に、雨漏りを防ぐには

①雨水の侵入口を塞ぐ

②入ってくる雨水をうまく排出させる

の2点をポイントに修理しなければいけません。

しかし、雨漏り修理業者の中には「①雨漏りの侵入口を塞ぐ」ことだけに注力して雨水の排出先については考えられていない業者もあります。雨水の排出先まで塞いでしまうと、雨漏りが止まらなかったり悪化したりしてしまうのです。

特に瓦の仕組みをよく理解していない業者が排水部分まで塞いでしまい、雨漏りが悪化してしまうケースがよくあります。

 

雨漏り調査の方法がずさんだった

例えば目視調査だけで雨漏りを修理した場合、目視調査だけでは気付けない雨漏りの原因を見逃してしまうことがあります。雨漏りが発生した場所と原因が離れている場合や、雨水の侵入箇所が複数ある場合など、目視調査だけでは発見しきれないことも多いです。

また、目視調査だけでなく散水調査を行ったにも関わらず、雨漏りが止まらないこともあります。それは散水調査に頼りすぎてしまったケースです。散水調査とは、雨漏りしていそうな箇所に水をかけて雨漏りを再現する方法です。もちろん散水調査も雨漏り修理の重要な手がかりとなるのですが、「散水箇所をどこにするか、散水の順番、散水強度、時間」など雨漏りの状況に合わせて条件を変える必要があり、それをうまくできなければ誤診をうむ可能性があります。

雨漏り調査では複数の調査を組み合わせてしっかりと原因を探っていくことが大切なのです。

 

修理を請け負った業者が得意としない建物だった

建物には木造や鉄骨造、鉄筋コンクリート造などいくつかの種類があります。そして業者ごとに得意な建物とそうでない建物があります。得意でない建物を修理した場合、建物の構造や特性に詳しくなかったために雨漏りをきちんと修理できないケースもあるようです。雨漏りをきちんと直したい場合は特に、雨漏り修理専門の業者に依頼するのもおすすめです。

 

業者の雨漏り修理が適切でなかった

雨漏りの原因が判明したとしても、その修理が適切でなかったら雨漏りが止まることはありません。原因はわかっているにもかかわらず、ずれた修理を行えば直らないのは当然でしょう。例えば、屋上防水の劣化が原因で雨漏りしたため新たに防水シートを貼ったのに、貼り合わせた部分から雨水が侵入してしまうなどの事例があります。

適切な修理をしてもらうには、雨漏り修理の技術と経験をもった信頼できる業者を選ぶことが大切です。

 

悪徳業者の手抜き工事だった

雨漏りは難しい工事ですので、一度では直らない場合もあります。しかし、なかにはわざと手抜き工事をして、意図的に何度も修理を依頼させる悪徳業者もいます。

優良な雨漏り業者は、再発した場合に無償で修理をしてくれる期間を設けているところもありますので、雨漏り業者選びは慎重に行いましょう。

自分で修理して雨漏りが直らない場合

自分で雨漏りを修理した場合、直ったように見えても内部で雨漏りが進行しているケースがあります。また、雨漏り修理をしたつもりでも、実際は悪化させてしまっているかもしれません。

雨漏りを自分で完全に直すことはとても難しいです。雨漏りの原因特定と適切な修理を行うためには高い技術と経験が必要だからです。雨漏り修理のプロでも再発してしまうことがあるくらい難しい修理で、調査には特殊な道具が必要なこともあります。

そのため、早めに業者に依頼してきちんと直してもらうことが大切です。

 

止まらない雨漏りを放置するとどうなる?

天井やクロスに染みができてしまう

雨漏りが染み込んだ天井やクロスは、雨漏りが乾いてもその後が残ってしまうことがあります。特に雨漏りを放置して長い間濡れている状態が続くと、より黒ずんだ染みとして残る可能性があります。

 

建物の木材部分が腐る

雨漏りを放置した結果起こりやすいのが木材の腐食です。木材は濡れた状態が続くと腐食してしまいます。そしてその状況が続くと、ひどいケースでは天井が抜け落ちたり柱が腐って建物の耐久性が落ちたりする場合もあります。

 

シロアリの発生

シロアリは水分を含んだ木材が好物です。人間の家は気温や湿度の面でもシロアリにとって最適な環境ですので、雨漏りを放置するとシロアリが発生する可能性が高まります。シロアリは建物の柱を食べて耐久性を低下させてしまいます。家の耐久性が低下すると、少しのきっかけで一気に崩壊する可能性も高まりますのでとても危険です。

 

健康被害

雨漏りを放置すると、湿った環境が続きますのでカビが発生してしまいます。カビは人やペットのアレルギー症状や喘息を引き起こします。雨漏りの放置が健康にまで影響を及ぼすこともあるのです。

天井の雨漏り

雨漏りが止まらない!そんなトラブルを避けるには

雨漏りは自分で直さず業者に依頼する

上記でご説明したように、雨漏りはプロの業者に依頼すべきです。自力の修理で直ったように見えても、再発してしまったり悪化してしまったりするケースがあります。結果、自分で何もしなかったときよりも、修理の依頼費用が上がってしまう可能性もあります。自分で行うのは応急処置程度に止めて、本格的な修理はプロに依頼しましょう。

 

信頼できる雨漏り業者を選ぼう

雨漏りの調査実績が豊富

雨漏りの修理はプロにとっても難しい修理です。雨漏りをきちんと直してくれる業者を選ぶには、調査実績が多いかどうかを一つのポイントとして選ぶと良いでしょう。特にHPやYouTubeなどで調査や補修の過程を詳しく発信している業者は比較的安心できます。また、自分の家と似た状況の雨漏りの修理実績があるかどうかもチェックすると良いでしょう。

完全成果報酬型である

調査による原因特定や補修を完了させてから、工事の料金が発生する完全成果報酬型の仕組みを取っている業者の方が安心できておすすめです。一定の料金を予め受け取って、その予算内で工事を行う業者も多いのですが、再発して追加費用を支払う必要がでる可能性もありますので、注意しましょう。

再発保証がある

どんなに腕がたつ業者でも、僅かながらですが雨漏りが再発してしまうケースがあります。原因箇所が複数あったり、構造上に問題があったりと原因は様々ですが、再発率を0%にすることはとても難しいことなのです。そのため、業者の中には再発保証期間を設けているところがあります。一定期間内の再発であれば、無償で再調査や再修繕を行ってくれるというものです。再発保証がある業者を選べば、再発しても一定期間内なら直してもらえるので安心です。

 

まとめ

今回の記事では、雨漏りが止まらない場合の原因や対策について詳しくご説明しました。雨漏りの修理では、業者選びがとても大切です。信頼できる業者を見極めましょう。

私たち、けんおうリノベーションでは完全報酬型で、雨漏りの現地調査から施工までを一貫して行っています。また、1回の修理では雨漏りが直らなかった場合のために、最低1年間の再発保証期間を設けております。この期間内に再発した場合は無償で原因箇所の再調査屋再修繕をやらせていただきます。

止まらない雨漏りでお悩みの方、ぜひ一度けんおうリノベーションにご相談ください。

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